【元センター社員が解説】家庭教師ノーバスの特徴~料金・メリット・デメリット~

読者
家庭教師ノーバスにはどういった特徴がある?
料金は?メリット・デメリットは?
勉強サーチ編集長
家庭教師ノーバスは関東を中心に家庭教師を派遣する老舗の家庭教師センターです。
元家庭教師センター社員(ちなみにノーバスの元社員ではありません)の私が、料金・メリット・デメリットを徹底解説いたします!
結論からお伝えします。

家庭教師ノーバスの料金について
・入会金:22,000円
・月謝:20,680円~(学年・コースによる)
・学習サポート費:3,300円/月
・交通費:実費

<ノーバスのメリット>
・料金をすべて開示していて安心
・教師数が豊富で交代も無料
・教師と担当社員のWサポートだから安心
・FAX・メール・LINEで質問受付が可能
・各都県に1つ以上の支社がある

<ノーバスのデメリット>
・料金はそこまで安くない
・関東・東海のみの対応
・教師に当たり外れがある
・コースが複数あって迷ってしまう

詳しく解説していきますね。

家庭教師ノーバスはどんな家庭教師センター?

家庭教師ノーバスはどんなセンター?

引用:家庭教師ノーバス

まず、家庭教師のノーバスとはどのような家庭教師センターなのか解説していきます。

1983年創業の老舗家庭教師センター

家庭教師ノーバスの創業は1983年(昭和58年)。
株式会社ワン・ツー・ワンが運営する創業30年以上の老舗家庭教師センターです。

業界最大手の家庭教師トライが1987年創業ですから、かなりの最古参のセンターですね。
毎年新しい会社が生まれては消えていく家庭教師業界。
その中で30年以上運営しているのはすごいです。

以前大手の就職支援会社(◎◎ナビ)さんも家庭教師業界に参入してきていましたが…
約5年ほどで撤退するほど厳しい業界です。
その家庭教師業界で、これだけの年数生き残っているだけでもその凄さがわかります。

個別指導塾やオンライン家庭教師も運営

家庭教師ノーバスは、個別指導塾やオンライン家庭教師Nettyも運営しています。

個別指導塾は関東を中心に全国36教室展開(フランチャイズ含む)。
オンライン家庭教師Nettyは昨今のコロナ禍より10年以上前から運営。
オンライン家庭教師の会社の中では、最古参と言ってもよいのではないでしょうか。
時代を先取りしていますね。

会社概要で「個別指導にこだわります」といっているだけあり、個別指導に特化した「ぶれない」運営をしていると言えます。

家庭教師ノーバスの料金について

家庭教師ノーバスの料金

家庭教師をつける上で気になるのが料金ですよね。
初期費用~月額の費用まで説明していきます。

初期費用

入会時にはセンター登録費(入会金)がかかります。
お値段は22,000円(税込み)。

ただ、1世帯あたり1度のみのお支払いで、再入会や兄弟姉妹はかかりません。
兄弟姉妹がいるご家庭には嬉しいですよね。

金額は家庭教師センター全体の中でいうと、ごく平均的な金額と言えるでしょう。

月謝

小学生・中学受験・中学生・高校生・プレミアムで料金体系が違います。
それぞれ紹介していきます。

小学生週1回(月4回)90分週1回(月4回)120分
小学1・2年生20,680円25,520円
小学3・4年生22,000円26,400円
小学5・6年生22,880円26,840円

※高学年になるにつれて料金は上がりますが、微増です。

中学受験生週1回(月4回)90分週1回(月4回)120分
全学年共通29,480円32,560円

※受験直前の6年生になっても料金が変わらないのは嬉しいですね。

中学生週1回(月4回)90分週1回(月4回)120分
中学1年生24,200円28,600円
中学2年生25,080円29,480円)
中学3年生26,400円31,680円

※高校受験も、中高一貫校の生徒さんも同一の料金なのが嬉しいですね。

高校生週1回(月4回)90分週1回(月4回)120分
高校1・2年生29,040円34,320円
高校3年生29,480円34,760円

※高校3年生になってもほぼほぼ料金は変わりません。
大学受験でこの値段はリーズナブルですね。

プレミアムコース週1回(月4回)90分週1回(月4回)120分
ハイグレード31,680円37,400円
スーパーグレード35,200円43,560円
スーパーハイグレード49,720円63,360円

※プレミアムコースは、他の会社で言うところのプロコースですね。
各教科のスペシャリストが指導してくれるコースです。

その他の費用

上記以外に、毎回の教師交通費と「学習サポート費」が月々3,300円かかります。

学習サポート費は何のための費用かというと

完全担任制/指導状況管理/カリキュラム管理/FAX・メール・LINE救急隊/進路・教育相談/情報提供/模擬面接/各種説明会/指導連絡ノート/満足度調査/教科書準拠プリント配布などの運営費として(公式HPより)

上記のような用途に使われる費用です。
かなり充実していますね。

月会費がかかる家庭教師センターは多いのですが、その用途を明示しているセンターはなかなかありません。

支払い方法

指導料は口座振替またはお振込みでのお支払いです。
残念ながらクレジットカード等の利用はできないようです。

裏事情ですが、家庭教師は特定継続的役務に該当する業態なので、クレジットカード利用の審査に通りにくいんです。
上記の理由から、振り込みや口座振替での支払いの会社が多いです。

教師への交通費支払いは「直接手渡し」とのこと。

家庭教師ノーバスのメリット

家庭教師ノーバスのメリット

ここからは家庭教師ノーバスのメリットを紹介していきます。

料金をすべて開示している

ホームページに、かかる費用はすべて掲載されています。

当たり前じゃん!と思うかもしれないのですが、意外と家庭教師センターってホームページに料金を載せていない所が多いんです。
大手各社の料金表示を見てみると…

初期費用の表示月謝の表示
家庭教師トライなしなし
学研の家庭教師なし1時間○○円~という表記のみ
家庭教師アルファなし一番安いコースの金額のみ

上記のような具合で、料金をハッキリ明示していません。
問い合わせしたり、営業マンに来てもらわないと金額がわからない…
これはちょっと不安ですよね。

その点、ノーバスはかかる費用をすべて表示しているので、安心して検討することができます。

教師数が豊富で交代も無料

やはり家庭教師の数は多いに越したことがありません。
個別指導塾も運営しているノーバスは、人材も豊富。
各エリアごとの教師数も、HPで開示しています。

エリア教師数
東京都12,343 名
神奈川県8,269 名
千葉県4,405 名
埼玉県6,171 名
栃木県256 名
愛知・岐阜・三重1,827 名

栃木県がちょっと少ないですが…正直に開示していて好感が持てます。

また、入会後の教師交代は何度でも無料。
いざというときも安心です。

家庭教師と担当社員のWサポートだから安心

担当の社員さんがしっかりサポートしてくれます。

家庭教師センターでは「連絡するたびに違う人に担当される」ということがよくあります。
毎回1から状況を話さなければならない…なんてことも。
ノーバスではそんな心配はなく、担当の社員さんが教師の研修~状況の把握、指導の進捗管理、悩み相談まで一貫して対応してくれます。

家庭教師ノーバスのメリット担当社員制

参照:家庭教師のノーバス

FAX・メール・LINEで質問受付が可能

FAX・メール・LINE救急隊というサービスがあります。

例えばテスト前にわからない問題があったとき。
家庭教師の日じゃなくても、質問すれば救急隊専属の教師陣がわかりやすく解説してくれます。

しかもこのサービス、無料で利用できるんです。
(正確には、月々の学習サポート費に含まれています)

これ、割とすごいサービスだと思うのですが、HPではそこまで大きく宣伝してないんですね。
謙虚だなと思いす。

各都県に1つ以上の支社がある

全国対応のセンターは数多くありますが、派遣エリアすべてに支社を構えるセンターはそう多くありません。

ノーバスは派遣エリアが限られていますが、それは地に足をついた営業をしていればこそ。
生徒1人ひとりに専属の担任社員がつき、教師の面接や研修、生徒の保護者さまとの面談など、きめ細かいフォローが行えるよう、各エリアに専門の部署を設置しています。

また、ノーバスが運営する個別指導塾が近くにある場合、無料で自習室として利用もできます。

勉強サーチ編集長
上記以外にも、無料でプリントを用意してくれたり、定期テストや受験問題の資料配布、進路相談、模試の実施など。
提供してくれるサービスが多いです。もっと前面にアピールすればいいのに!
正直、これだけ手厚いサービスを提供してくれているセンターはなかなか無いです。
↓家庭教師ノーバスの公式サイトはコチラ↓
家庭教師のノーバス

家庭教師ノーバスのデメリット

家庭教師ノーバスのデメリット

それでは逆にノーバスにはどんなデメリットがあるのでしょうか。

料金はそこまで安くない

決して高くは無いのです。
家庭教師センターとしては平均的な料金であると言えます。
やはり家庭教師なので、安くは無いですね。

ただ、よくある激安系や見た目だけ安いセンターで失敗するよりも、ある程度の金額を出しても誠実で間違いないセンターを選ぶべきです。
何しろお子さまの将来がかかっているのですから。

関東・東海地方のみの対応

残念ながら、家庭教師ノーバスは全国展開はしていません。

対応エリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・愛知県・岐阜県・三重県のみ。
これは、一人ひとりに手厚いサービスを提供したい、という会社の方針でしょう。

対象地域以外でサービスを受けられたい方は、ノーバスのオンライン家庭教師Nettyを利用してはいかがでしょうか。
全国どこにいても優秀な家庭教師の指導を受けることができます。

↓公式サイト↓
ネッティー

教師に当たり外れがある

家庭教師ノーバスは、教師に当たり外れがある、といった口コミもあります。

これは家庭教師センターどこでも同じことが言えます。
どれだけ指導力のある良い先生でも、A君には合うけれどBさんには合わない、ということが往々にしてあるからです。
相性の問題が大きいかと思います。

万一教師が合わない場合は、教師の交代が無料でできるので安心ですよ。

コースがたくさんあって迷ってしまう

家庭教師ノーバスの公式サイトを見ると、確かにコースがたくさんあります。
例えば、中学生コースだけでも下記の通り。

家庭教師ノーバスのデメリット コースがたくさんあって迷う

引用:家庭教師ノーバス

読者
う~ん、なんか色々できそうだけど、うちの子は基礎固め?それとも苦手克服?
勉強サーチ編集長
ちょっと迷ってしまいそうですよね。
ホームページを見てよくわからない場合は、一度直接相談してみるのが良いでしょう。
電話するのがハードルが高いという場合は、お問合せフォームからの問い合わせや資料請求をしてみるのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は家庭教師ノーバスの料金とメリット・デメリットを紹介しました。
ホームページでは上記以外にも「受講生の声」「保護者の声」や「各教科別の苦手対策の記事」などが掲載されています。
検討されている方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

↓公式サイトはこちら↓
家庭教師のノーバス

 

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